すっぴんの時やニキビができていたり、肌荒れが酷いとマスクで隠してしまいますよね。
特に顔のニキビなどの吹き出物が悪化している時、マスクで隠しているととても安心できますよね。
残念なことに、マスクをしているとニキビや肌荒れが悪化してしまう可能性があるのです。
せっかくマスクでニキビや肌荒れを隠しているのに、ニキビや肌荒れが長引いてしまえば、余計にマスクをして隠してしまうかもしれません。
しかしこのことを続けていると、マスクが外せなくニキビが治らない悪循環になってしまいます。
ここではマスクが原因でニキビや肌荒れになってしまう理由についてご紹介します。
マスクが原因でニキビや肌荒れになる理由
マスクと肌の摩擦がニキビや肌荒れになる
マスクをしていると肌とマスクの部分が密接になりますよね。
ニキビや肌荒れができてしまうのは、マスクと肌触れている部分の「擦れ」が原因で引き起こしてしまいます。
皮膚の表面は0.02㎜などと言われるほど薄く、少しの擦れで刺激を与えてしまうと肌にダメージを与え、肌を守るバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下してしまうと肌の中にある水分が蒸発しやくなり、肌が乾燥して肌荒れが起きやすくなってしまいます。
乾燥は肌を守ろうと過剰な皮脂を出してしまったり、角質層が乾燥しきってしまうとニキビもできやすくなってしまうのです。
特に化学繊維で作られているマスクをつけていてニキビや肌荒れが酷い場合は、化学繊維の擦れ強いためとされています。
マスクの密着性の高い頬部分や、マスクの紐(ゴム部分)にニキビができやすいのも、擦れが一つの原因としてあげられます。
そのためニキビができているからマスクで隠してしまうと、逆にニキビが悪化してしまうのです。
マスクの蒸れでニキビや肌荒れになる
マスクをしていると、通気性が悪いため自分の息でマスク内が蒸れて高温多湿になります。
一般的に喉を潤すには良いとされていますし、なんだか保湿されているようなイメージがありますよね。
ですが肌にとっては高温多湿状態は雑菌が増える原因となってしまうのです。
また長時間マスクをつけていると、細菌が繁殖してマスク内が雑菌だらけになり不衛生になってしまいます。
それが肌につけば、ニキビや吹き出物ができてしまうのも嫌ですが納得してしまいますよね。
また高温多湿で長時間マスクをつけていると汗や皮脂が溜まりやすくなるので、ニキビができる原因となる「アクネ菌」なども繁殖しやすくなり、湿度が高いためにニキビや肌荒れができてしまうのです。
マスクの成分でニキビや肌荒れになる
最近のマスクには香り付きマスクなどという、アロマや香料の入ったマスクが市販でも見られるようになりましたね。
香りが心地よいのですが、この香料に含まている成分が合わない、刺激になるなどでニキビができることが多いです。
もし香り付きマスクをつけてニキビができた場合は、マスクの擦れ以外にも香料の成分が原因なのが考えられます。
特にニキビ以外にも赤み、かゆみが出た場合は香料が原因の可能性が高いので、そのマスクの使用はやめましょう。
マスクでニキビや肌荒れができないために
マスクでニキビや肌荒れにならないためには、
・マスク選び
・マスクの使用時間を減らす
・ニキビや肌荒れにならないケア
・保湿ケア
の4つに気を付ける必要があります。
詳しくはマスクで乾燥や肌荒れになる原因などでご紹介していますので、ニキビや肌荒れになりたくなければご参考にしてみてはいかがでしょうか。
⇒マスクで肌荒れや乾燥になる3つの原因!マスクは保湿ケアにはならない?
⇒マスクで肌荒れしない方法!乾燥対策をしよう
⇒マスクで乾燥や肌荒れしたときのおすすめ保湿クリーム