節分の日に恵方巻を食べようと思っても、食べ方のルールがイマイチよくわかならいことも多いのではないでしょか。
恵方巻きの食べ方には主に3つのルールがあり、食べ方にも何点か注意点などもあります。
今回ここでは恵方巻きの正しい食べ方のルールや、恵方巻きの食べ方の注意点、恵方巻きを食べる際は立つ食べ方をするのかどうかなどについてご紹介します。
ルールは簡単なので、今年から正しいルールで恵方巻を食べてみましょうびっくり!
恵方巻きの正しい食べ方の3つのルール
恵方巻きの正しい食べ方のルールの前に、まずは食べる恵方巻を1本用意します。
恵方巻きはその年の歳徳神(とくとくじん)様のいらっしゃる方角に向かって食べることになりますので、今年の方向に体をむけます。
▼恵方巻きの食べ方のルール
①恵方巻きを1本手で持ち、今年の方向(恵方の方角)に向かって食べます。
②願い事を込めて恵方巻きは恵方の方角に食べます。
③恵方巻きは一気に食べます。
正しい食べ方のルールはこれで以上ですが、細かい注意点や気を付けることがありますので見ていきましょう。
恵方巻きの食べ方のルールの際に注意点が何点かあります。これを気を付けて福を取り入れてみましょう!
恵方巻きの食べ方ルール4つの注意点
食べ方のルール注意点①黙りながら食べる
恵方巻きの食べ方のルールの注意点として、食べるときは黙って食べます。
食べている間のルールとして「おしゃべりは厳禁」です。
恵方巻きといえばみんなで盛り上がり食べたいのですが、おしゃべりをしてしまうと福が逃げてしまうか半減をしてしまいます。
恵方巻きを食べる理由として「口から福を入れる」という意味合いからあります。
話をしてしまうと口から恵方巻を離してしまうので、福が出ていってしまうことにもなります。
また恵方巻を食べる方角には『福を司る神様』がいらっしゃるので、喋ることは失礼にあたるそうです。
例えるならばお「神社の境内で参拝している神事のイメージ」です。
神社などでお参りで神様の前でお願いをするときや、ご祈祷などの時は静かにお参りをしますよね。
恵方巻きの食べ方もそんな感覚に似ています。喋っているとお願いごとに集中できないですよね。
神事の時に話をすることは失礼にもあたるので、恵方巻をたべるときも静かに食べてみましょう。
黙りながらお願いをして食べると願いが叶うとされています。
普段の食事ではなかなか黙って食べるのも少ないと思うので、静寂な中で恵方巻を食べると普段味わえない食べ物のおいしさや、食べ物に感謝をして食べる良い機会になるかもしれませんね。
最近はやりのご飯を静かにゆっくり食べて、食べ物を味わい感謝する「マインドフルネス」を体感できることもできますよ。
食べ物にも感謝をして食べれば、福がより来るかもしれません。
恵方巻きの食べ方ルール注意点②本数は1人1本
恵方巻きの食べ方のルールの注意点の2つ目が、食べる本数は1人1本です。
1本丸ごと食べる理由としては、今年の幸運や運気を丸々一気にもらうという意味合いがあるからです。
大人の場合は1本恵方巻きを食べれるかと思いますが、子供がいる場合だと難しくなってくるかと思います。
子供の食べ方では細い太巻きや短めの恵方巻でも大丈夫なので、食べやすいサイズにしておきましょう。
大人でも大きい太巻きにしてしまうと、顎が疲れるのでお気を付けください。
【参考記事】恵方巻きの子供が好きな具材や福のある具材
恵方巻きの食べ方ルール注意点③恵方巻きは切らない
恵方巻きの食べ方のルールでも一番気を付けるのが「恵方巻きは切らないこと」です。
恵方巻きはもともと「良縁」という意味合いがあり、それぞれの中身の具には七福神様などの意味が込められています。
恵方巻きを切った食べ方をすると、七福神様のご利益も切ってしまうということにもつながります。
そのため恵方巻きを食べやすいように切ってしまうと、福を切る、良縁を切るということになってしまいます。
【関連記事】恵方巻きを切る食べ方はルール違反なのか
食べ方ルール注意点④食べるときは目をそらさない
恵方巻きの食べ方では静かに食べる食べ方があるのですが、それに加え恵方の方角では「目をそらさない方が良い」ともされています。
恵方の方角には神様がいるので、目をそらすと罰当たりではないですがお願いをしている時はじっと見ながら黙々と食べてみましょう。
恵方巻きの食べ方で目をつぶるのはルール?
恵方巻きを食べるときにルールとして「目をつぶって食べた方が良い」のかと思う方もいらっしゃるそうです。
この目を閉じる食べ方は、目を開けていても開けなていなくてもどちらでもよくルールとしてはないのでどちらでも好きな方で大丈夫です。
恵方巻きの食べ方は口をはなすのはルール違反?
恵方巻きを食べていると口が疲れてきて、口を話したくなりますよね。
恵方巻きを食べているとき口を話す食べ方として、基本は途中で福を逃すのであまり良くないとされています。
ただし恵方巻きを食べている最中に黙っていれば、少し口は話しても大丈夫という説もあります。
恵方巻きの食べ方は立つのがルール?
恵方巻きの食べ方で地味に悩むのが「立つかどうか」ではないでしょうか。
テレビ番組などでは恵方巻きの食べ方では「立つ」食べ方をしていて、あまり座っている食べ方をしていませんよね。
実際に恵方巻の立つ食べ方をするかといえば、特に立つ食べ方をしなければいけないルールなどは特にありません。
食べやすい食べ方をすればいいので、立つ・座るどちらで食べても大丈夫です。
恵方巻きの食べ方のルールがしっかり守れていれば、食べやすい立ち方で良いです。
ただし1本の恵方巻を食べるときは、立つ方が食べやすいかもしれません。
立つ方が1本食べるのに気合が入るという方もいます。
立つのは行儀が悪いとされるかもしれませんが、恵方巻を1本加えて食べるのも普通は行儀が悪いとされていまうが、節分の恵方巻を食べる時だけは許されているそうですよ。
ただし子供の場合などで立つ食べ方をする場合は、1本食べる際にボロボロ具材や米粒が落ちる場合もあります。
恵方巻きを立つ食べ方をする場合は、お皿を下にもって食べるようにしてみてくださいね。
恵方巻きを食べ逃した場合ルールを守ればいつでも良い
もしかしたら恵方巻を節分の日に食べれなかった人もいらっしゃるかもしれません。
子供が風邪になったり、本人が体調が悪いと1本恵方巻きを食べるのはしんどいですよね。
じつは恵方巻きを食べ逃した場合、基本的に1年間のうちいつ食べても効果があるとされています。
そもそも恵方はその年1年中縁起が良い方向とされているので、恵方の方向には強いパワーがあります。
もし節分に恵方巻を食べれなくても、恵方の方角に向かって恵方巻きの食べ方のルールさえ守れば日程などは特に関係なく食べることができますよ。
節分で食べるのは、ちょうど節分の豆で厄を払う、そして恵方巻きで福を口の中にとりれるという絶好の日だけなのであって、恵方巻はいつでも食べても大丈夫なんです。
少し最近ツイテないな・・・と思ったら、節分以外にもお願い事をしながら恵方巻きを食べてみるのもいいかもしれませんね。
ぜひ恵方巻きの食べ方のルールを行って、福を身体に取り入れてみてくださいね。
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