飲む日焼け止めは通常の肌に直接塗るタイプとは違い「飲むタイプ」の日焼け止めなので、なんだか効果がない、嘘なんじゃないのとか思ったりしますよね。
そもそも飲む日焼け止めは、紫外線から肌を守る抗酸化作用の成分が入っているサプリメントです。
抗酸化作用とは、紫外線による肌の老化現象の原因となる大量の「活性酸素」を抑制して、シミやシワを予防できる成分です。
紫外線による飲む日焼け止めの抗酸化作用の効果は、成分によっては科学的な論文などもあるぐらいとされていますので実証はされています。
そのため効果がなしというわけではなく、あながち嘘ではなかったりします。
ですが飲む日焼け止めの効果的なものを実感するには成分にもよりますが、「継続して飲み続けること」が大切なように、飲む日焼け止めには効果なしや嘘と言われる理由は色々あるみたいです。
ここでは、飲む日焼け止めサプリの効果なし、嘘と思われる理由についてまとめてみました。
飲む日焼け止めの効果なしや嘘と言われる理由
飲む日焼け止めの種類が違うため
そもそも飲む日焼け止めには、ローズマリー葉とシトラス果実の抗酸化成分が入っているニュートロックスサンタイプのサプリメントと、シダ植物のエキスから採れる成分のフェーンブロックという2種類のサプリメントがあります。
これらの2種類は抗酸化物質はあるものの、飲む量や紫外線から肌を守る時間帯などや即効性などそれぞれ違ってきます。
例えば割と即効性がよいものの、長時間には弱いフェーンブロックタイプ、効果を実感するまでには時間はかかるけれど長時間日焼け予防が継続して期待できるニュートロックサンタイプとあるので、飲む日焼け止めサプリを飲んだことで同じ効果が実感できる具合が違ってきます。
口コミする人はみんな違ったタイプの飲む日焼け止めサプリを飲むので、効果などが実感できないと効果なしや嘘と思う方がいてもしょうがない話になってきます。
特に上記の2つの成分には合う・合わないなどの体質も考えられるので、自分に合っていないものだと、特に効果なしと感じてしまう可能性は高いです。
飲む日焼け止めの商品によっても個人差がある
飲む日焼け止めサプリに入っている抗酸化作用の入っている成分は、上記の2種類の抗酸化作用の成分以外にも入っている内容が違うので、効果の実感具合は商品によっても違ってきます。
成分量も違えば、飲む量も違います。
ニュートロックサンタイプなどは、1日に推奨容量の入っている商品もあれば、敵量入っているなどまばらです。
飲む日焼け止めの商品は様々な種類が売っているので、製品によって効果の差が違ってくるので、効果なしと感じてしまう方もでてきてしまうというわけです。
一つ余談で飲む日焼け止めは日本のものに思えますが、有名どころのヘリオケアなどは海外製のなどもあります。
海外製は海外の体質に向けた飲む日焼け止めなので、合う合わないがでてくるのと一緒で個人差があるというわけです。
飲む日焼け止めの効果を実感するまでに時間がかかる
飲む日焼け止めはわりかし即効性が期待できるものもありますが、特にニュートロックサンタイプ系のサプリは最低でも1ヶ月ぐらいは飲み続ける必要性がでてきます。
なかなか紫外線予防に実感がないと、嘘や効果なしと思ってしまうと思います。
本来は毎日飲み続けることで、紫外線に負けにくい体を目指していくということが目的なので、紫外線に負けない肌にするためには時間がかかるということになります。
飲む日焼け止めは日焼け止めと併用しなければいけない
一番の勘違いされやすい部分なのですが、飲む日焼け止めはクリームやスプレーなどの「日焼け止め」との併用をするのが前提になっています。
あくまでも紫外線を予防できたとしても、その効果は良くて30～40％程度なので、日焼け止めクリームを塗らないで完璧に肌に効果があるというものではありません。
飲む日焼け止めが嘘だったり効果なしという方は、飲む日焼け止めサプリを飲むと「日焼け止めクリームを塗らなくても大丈夫」と思う方も多いようです。
飲む日焼け止めを飲んだからといってそれだけで予防できることは難しく、必ずしも日焼け止めのクリームやスプレーなども塗る（併用）が絶対となります。
あくまでも内側の予防ケアと塗れない部分や塗り残しをカバーしてくれるものなので、日焼け止めクリームを塗らないと残念ながら日焼け焼けてしまうので、嘘や効果なしと思われてもしょうがない話になってしまいます。
飲む日焼け止めを効果的に使うには
飲む日焼け止めを効果的に実感するには、まずは入っている成分を知って自分に合った日焼け止めを使うことです。
例えば早く使いたいならばフェーンブロックタイプ、長期間で毎日の紫外線ケアをしたいならばニュートロックサンタイプ、美白など紫外線に当たった後のお肌のケアもしたいならばその他という感じですね。
そして飲む日焼け止めサプリには成分によっては副作用的なものもあるので、それについて事前に知っておくことが大切です。
さらには飲む日焼け止めと併用して「日焼け止めクリーム」なども塗ること。
これは飲む日焼け止めを効果なしとするためには、絶対条件となります。
あくまでも飲む日焼け止めはクリームなどの代わりになるものではなく、紫外線で予防できない全身の部分や塗り残しをケアするためのものであり、紫外線で発生する活性酸素を極力増やさないための内側ケアというものになります。
活性酸素は本来悪い菌などを退治してくれる良いものでもありますが、大量に発生してしまうことで細胞を攻撃してしまいシワの原因やシミの原因となるメラニン色素を大量発生させてしまうので、増やしすぎてもよくありません。
飲む日焼け止めはあくまでも、紫外線による大量に発生した活性酸素を抑えてシミやシワ予防への体作りを目指すために開発されたものなので、あくまでも紫外線によるクリームでは補えない「内側ケア」ができるものだということを実感しておくのが大切になります。
「飲む日焼け止めを飲んだから絶対に紫外線から予防できる」というわけではないですので、そのことは頭の念頭におきつつうまく利用することで、きれいな肌への維持をすることは可能です。
あくまでも飲む日焼け止めサプリが効果なしだったり嘘というものは、個人的な口コミですので、本来は故人さや商品も考えて飲んでみないとわからない面が多いです（他のサプリも同じことが言えます）
実際に飲む日焼け止めは多くのモデルさんなども綺麗な肌を維持するために飲んでいるほどなのですし、ご自身の日常生活のライフスタイルなどもみんな違うので、効果の実感具合は人それぞれになります。
Aという飲む日焼けどめを飲んで合わなければ「嘘」や「効果なし」になりますし、良ければ「効果が期待できた」ということにもなりますよね。
一言でまとめてしまえば、化粧品のように合う・合わないがあるわけです。
もし飲む日焼け止めの紫外線で嘘っぽいなと思ったら、飲む日焼け止めでも「美肌成分などの入っているサプリ」などもあるので、そちらを優先的に飲んできれいな肌を維持するために飲んでみるといいかもしれませんね。
それか飲む日焼け止めは利用しないで、化粧品などでアフターケアを頑張るしかないです。
飲む日焼け止めは日焼けによる赤みの抗炎症予防などの成分も入っているので、そういったアフターケアも少しばかし楽にしてくれるかもしれませんし、将来的に紫外線の浴び続けは良くないので、紫外線に負けない肌作りをするための内側ケアもしたい方には向いています。