牡蠣が美味しい季節になってきましたが、牡蠣を調理する際にレンジで温めてもあたるのかどうか気になりますよね。

ノロなどの食中毒が怖いのですし、あたると痛くて下痢や嘔吐がつらいですよね。

ここでは牡蠣をレンジで温めたときあたるのかどうかや、あたる人はどんな人などかについてご紹介します。

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牡蠣をレンジで温めてあたるのか?

牡蠣をレンジで温めて食中毒にあたるかどうかというと、レンジで温めてもあたる人はあたります。

あたる原因の一つが賞味期限です。

牡蠣の保存方法にもよるのですが、特に冷蔵庫などにもいれず賞味期限が1日以上切れている場合だとあたりやすい可能性があります。

2つ目の原因がしっかり加熱されているかどうかです。

次に牡蠣をレンジでしっかり加熱されているかどうかです。

牡蠣の加熱推奨温度が、85~90度とされています。

そのため牡蠣をレンジで温めたのにあたる場合は、レンジでの加熱時間と温度が低くかったとされることが多いです。

殻付き牡蠣の場合、レンジでの加熱時間はむき身より多めの時間が必要になってきます。

レンジの温度時間が少ない殻付き牡蠣は温度が仲間で通りにくいため、あたる可能性が高いです。

また牡蠣を温めた際でも、牡蠣の温めぐらいムラがありノロウイスルなどの細菌が死んでいなかったという場合もあります。

そもそもなぜ牡蠣であたるのか

レンジで温めたのになぜ牡蠣にあたるのかどうか、そもそもなぜ牡蠣はあたりやすいのか気になりますよね。

牡蠣自体にはあたりやすいとされるノロウイルスをもともと持っているような気がしますが、牡蠣自体にはノロウイスルなどをもってはいなかったりします。

じつは原因に海水が関係しているとされているそうです。

海の奥底に住む牡蠣は、エサをプランクトンとしているので吸い込む際に同時に海水を吸い込みます。

じつはこの海水の中には、糞の中にノロウイスルなども含まれていて、それが体内に吸収されて濃縮されて蓄積されているとされていくそうです。

これはホタテなど二枚貝でも同じく、ホタテでよく当たりやすいのはこのことも関連しているそうです。

ノロウイスルは細菌が100万個以上で発生する食中毒菌と違い、10個以上で発症される強い感染力をもった細菌です。

ただノロウイスルの感染は人の手で感染することが多く、便、嘔吐から人の手に二次感染するのだそうです。

それを家、電車、お店など何らかしらの経路で接触した人が人へ人へと感染して、牡蠣を調理してノロウイスルなど蓄積された牡蠣を、加熱しない、下処理や適切な処理がされておらず食べることで感染しやすいのだそうです。

新鮮なあたらない牡蠣は、ノロが蓄積されてない牡蠣ともされていますが、どこかでノロに触れた人が料理をしてしまうとあたる人はあたってしまうということになるそうです。

また牡蠣自体の話ですが、牡蠣を食べてあたる商品とあたらない商品があるのは、業者の養殖海域にノロウイルスが含まれている糞などが処理されず流れ込んでいるか、その後の処理方法かどうかにある面もあるのだそうです。

やはりそういった意味では安い牡蠣などを加熱調理せず食べてしまうと、やはりあたりやすくなってしまうということにもつながります。

お店に出ている牡蠣の見分け方は業者などでもわからない面もあると思うので、生が怖い場合はしっかりとした加熱調理をすれば細菌は死滅するので気を付けた方がいいのかもしれませんね。

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牡蠣があたるのにはノロウイルス以外にもある

牡蠣にあたるのはノロウイスルだけのように思いますが、牡蠣にあたることには2種類あります。

まずはノロウイスルなどの細菌感染。特に生牡蠣を食べると感染しやすく、しっかり加熱調理された牡蠣はあたりにくいとされています。

では牡蠣があたるには何かというと、牡蠣にあたるのは「アレルギー」です。

この場合、レンジで十分に温めても当たったという人は、食物のアレルギーなのであたった可能性もあります。

よくある食物アレルギーですが、食中毒と同じような症状がでるのだそうです。

昔は牡蠣でも当たらなかったのに、急になってしまう大人のアレルギーもあるそうです。

そのため牡蠣を食べる前など、心配な方は医療機関などでアレルギー検査をしておくといいかもしれません。

レンジ加熱で牡蠣にあたらないための選び方

レンジ加熱で牡蠣にあたらないためには「加熱用」の牡蠣を選ぶのが安心です。

生牡蠣を加熱してもあたらないことが多いですが、加熱用を生で食べるのは加熱を想定して処理されるので絶対に食べるのは控えてください。

生で食べるならば牡蠣の殺菌設備など工場でしっかり処理されたものを選ぶ必要があります。

ただし大概は処理されていると思いますが、安すぎる生牡蠣は処理方法が分からない部分もあるので生で食べる際は気を付けた方が良いかもしれません。

レンジで規定時間を超した食べ方をすれば、特にあたることは少ないので気になる方は少し多めに時間を設定してチンをしてみてください。

牡蠣をレンジであたらないための加熱温度

レンジ加熱で牡蠣にあたらないためには、最低でも1分以上温める必要があります。

また殻付き牡蠣は1個に対して3分以上です。

牡蠣の量や温度によってもあたらない目安が多少違ってくるので、レンジでのあたらないための温め時間が気になる方は下記をご参照ください。

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