お正月はおせち料理を食べますが、おせち料理を食べる順番や食べ方があるのはご存知でしょうか?
特におせち料理の食べ方には、理由があります。
食べ方とか面倒くさい・・・と思うかもしれませんが、特別難しくない話なので、小さい子供でも誰でもできます。
これをきっかけにおせち料理を食べる順番や食べ方を実践してみませんか?
おせち料理を食べる前にやることがある!順番は?
おせち料理などや「祝い膳」と言われる料理を食べる場合、食べる順番があります。
食べる順番は①~③あります。
①お屠蘇でお酒を飲む
お屠蘇でお酒を飲む理由として、一年間の邪気を払い、長寿を願い正月に飲む縁起の酒の風習があるからです。
特に日本酒は自分の体を清めるという意味もあります。
何でも祝い事にはお酒を先に飲みますよね。まずは身体を清めてから飲むのがおすすめです。
お屠蘇がない方も多いので、おせち料理を食べる際は日本酒を飲むだけでも違います。
※子供の場合は未成年なので飲めないので、子供やお酒を飲めない方は飲まなくても大丈夫です。
②おせち料理を食べる
この次におせち料理を食べます。
③お雑煮を食べる
もしお雑煮を食べる際は、おせち料理を少し食べてからお雑煮を食べます。
おせち料理の中身を食べる順番
おせち料理を食べる順番をご紹介します。
おせち料理は段になっているものが多いですが、一の段を一の重と呼びます。
おせち料理を食べる順番は、
・一の重(黒豆やくりきんとん・数の子など)
・二の重(エビやたい・タコなど)
・三の重(こんにゃく・サトイモなど)
・四の重(なますなど)
を順番に食べていくのが理想といわれています。
ただ絶対に好きな順番で食べなければいけない!というわけではないです。
好きな食べ物を食べても全然かまわないですが、昔からこの順番で食べるのが習わしとなっています。そこを大切にしたい方は、食べてみてはいかがでしょうか。
ちなみに家のおせち料理はお重じゃないという方は、一の重~四の重にはそれぞれ入っているものが決まっています。それぞれ入っている食べ物を確認して食べてみてください。
おせち料理を食べる時にした方が良い食べ方
おせち料理を食べる時に気を付けるのが、おせち料理のお重の真ん中から食べるのが良いといわれています。
それには「今年1年食べるものに困らないように」という意味があるからです。
なぜ真ん中から食べればよいのかというと「縁起」の話になるからです。
おせち料理を食べる際に、四隅から食べるとします。
お重の四隅が開いてしまうことで、
「食べ物や家庭が隅々まで届かない」
ということが関連してしまうからです。
なんだか縁起が良くないですよね。
そのためおせち料理はお重の段を食べる際には、中央から食べていく食べ方をおすすめします。
おせち料理の中身や、一の重~四の重に入っている食べ物は下記でご紹介しています。食べ方や料理をするときに入れる順番に悩んだ方は食べてみてはいかがでしょうか。
⇒おせち料理の意味と一覧!栗きんとんや黒豆・えび・たこは?
⇒おせち料理を食べる日や時間やいつ2020!