雛人形を買うときに次女や三女の雛人形を誰が買うのか気になりますよね。
そもそも次女や三女の雛人形を誰が買う前に、次女以降の雛人形を買うのが良いのか、それとも別の代わりになる人形を買えば良いのかも迷う方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは次女以降の雛人形は誰が買うのか、次女や三女の雛人形を買う必要性や代わりとなる人形などについてご紹介します。
次女や三女の雛人形は誰が買うのか
次女や三女の雛人形は基本的には誰が買っても良いとされています。
ただし初節句の雛人形は妻側の実家の両親が買う所が多く、次女以降の雛人形を買うのも妻側が一般的にはなっているそうです。
ですが次女や三女の雛人形は、実家のご両親でなくご自身が買っている方も多いみたいです。
次女や三女には雛人形を買うのか買わないのかについて
次女や三女の雛人形を誰が買う前に、そもそも次女以降には雛人形を用意するのかどうか悩みどころですよね。
雛人形を飾る理由としては、子供の厄を人形が身代わりになって移すという役割をもっています。
本来は雛人形1体に対して、子供1人分の厄の身代わりとなってくれるというわけです。
そのため基本的に雛人形は1人1体(1つ)持っておくのがベストなのですが、姉妹の場合に雛人形を1つずつ用意するのは難しいですよね。
ましてや長女に豪華な雛人形を買ってしまった場合、次女の分まで用意するのは家の配置場所や経済的にも難しいかもしれません。
その場合は長女用に用意した雛人形だけれど「これは姉妹の雛人形で、姉妹を見守ってくれているんだよ」と言っている方も多いみたいですよ。
ですが雛人形は小さくても良いので、次女・三女の雛人形の代わりになるものは厄払いという面では用意してあげた方が良いかもしれません。
次女や三女の分までは買わないという家庭も多いみたいですが、雛人形の代わりになる人形を次女三女に買っている方も多いです。
次に次女三女の雛人形の代わりになる人形をご紹介します。
次女三女の雛人形の代わりになる人形
次女三女の雛人形の代わり①「市松人形」
一般的に次女の雛人形の代わりとして買われるのが「市松人形」などとされています。
市松人形も雛人形と同じ役割があって、長女は雛人形、次女以降の妹には市松人形という家庭も多いです。
じつは市松人形は雛人形と変わらずお値段が結構良いので雛人形の役割としては十分変わらないですし、スペースも取らないので次女に買うならば雛人形にも劣らない人形になります。
ちなみに昭和時代は次女の厄を祓うのは「市松人形」が一般的だったみたいですよ。
三女の雛人形変わりは「わらべ人形」
次女以降は市松人形と言われていますが、三女の場合はわらべ人形が厄を取る人形の身代わりになっていたそうです。
もし次女に市松人形を買った場合、三女はわらべ人形などでも良いかもしれません。
わらべ人形はおかっぱの市松人形と違い、髪の毛の結び方が現代的でおしゃれだったりします(笑)
次女三女の雛人形の代わり②「つるし雛」
お雛祭りには「つるし雛」というものがあるのはご存知でしょうか。
雛人形や市松人形があまり好きでないという子供でも、雛人形代わりになる小さな小柄なモモや兎などの可愛らしい人形がたくさんつすされているもので可愛らしく人気のあります。
つるし雛は飾るのが手軽で、お値段も雛人形や五月人形に比べても高くなく、スタンドタイプなのでクリスマスツリー感覚で立てておくことができるのでそこまでかさばる必要がありません。
次女、三女用としては雛人形の代わりにとても人気があるみたいです。
次女三女の雛人形の代わり③「人形を増やしていく」
雛人形とお内裏様のみの雛人形の場合は、次女三女が生まれた際は人形の数を増やしていくというご家庭もあるそうです。
例えば次女が生まれた際には「三人官女」を増やし、三女が生まれた場合は「五人囃子」を増やすなど徐々に増やしていくということになります。
雛人形の三人官女や五人囃子などバラでも売っているので、雛人形用の台などを用意してあげて飾ってあげると良いかもしれません
次女三女の雛人形の代わり④「手作り」
次女三女用の雛人形は買わずに、手作りするという方法もあります。
例えば小さなキャラクターをフェルトで作ったり、手作り人形を作っている家庭も多いです。
雛人形を作るキットなどもあって、1000円前後などで買えるもありますので作って用意してあげるのも良いかもしれませんね。
雛人形の次女三女分は誰が買うかまとめ
雛人形は長女は妻側の実家が買うのが一般的で、次女三女もそのようにした方が良いといえばよいのですが、一般的には次女以降はご両親が雛人形などを買っているところが多いです。
次女三女は雛人形を買うというよりも、雛人形の代わりとなる市松人形、つるし雛などを与えている家庭もあります。
雛人形は子供に降りかかる厄を代わりに受けてくれる役割があるお守り的な人形なので、できれば飾る場所を取らない雛人形の代わりを与えてあげるといいかもしれませんね。
家庭の事情などもあるので、各ご家庭にあった雛人形や代わりになる人形をご用意してあげてみてはいかがでしょうか。