母の日や恋人からもらった綺麗な切り花のカーネーションは1日でも長持ちさせたいですよね。
今からでもすぐにでもできる、切り花のカーネーションを簡単に長持ちさせる方法があります。
ここではカーネーションの切り花が持つ日数やを長持ちさせる方法や、切り花を入れる水の量、置き場所などをご紹介します。
カーネーションの切り花の持つ日数
最初に切り花を長持ちさせるために、切り花のカーネーションが持つ日数についてご紹介します。
カーネーションが育った環境や種類などで多少違っては来ますが、持つ目安の日数は下記の通りとなります。
春:約10日~20日
夏:約5日~7日
秋:約15日~20日
冬:約20日以上
カーネーションはもともとが長持ちされている花ともされていますが、春などは最大で20日持ちます。
夏は暑いため、持ち日数は短めとなります。
さて切り花を持ち日数を眺めるためにも、長持ちさせる方法を早速次の方法で実践してみましょう!
カーネーションの切り花を長持ちさせる方法
カーネーションの切り花を長持ちさせる方法に水切り・水揚げという方法があります。
この方法は切り花をしっかりとシャキッとさせて、長持ちをさせます。
水切りの方法は、
①バケツに多めに水を張る
②水の中に切り花の茎の部分を付ける
③水の中で切り花の茎の部分を斜めに切る
④あとは花瓶に入れるだけ
この水切りという方法をすることで、茎の断面をキレイに整えて水面積が増えて水を吸い上げる力がアップして長持ちしやすくなります。
簡単に書けば、切り口を斜めに切りなおす方法です。
カーネーションの茎を真横に切るのではなく、「斜めに切る」のがポイントとなります。
カーネーション以外にも、他の切り花でも同じ方法をすると花が長持ちしますよ。
ただしカーネーションの切り花を長持ちするには、斜めに切るだけでなく水の量などの別の方法もする必要があります。
カーネーションの切り花の水の量
カーネーションに入れる水に関しては「切り口が浸かる半分ぐらいのお水」の量で大丈夫です。
水はたくさん入れてしまうと、カーネーションの水が浸かっている部分が腐りやすくなるので注意が必要となります。
ガーベラなどのような花は茎が腐りやすいものは、水を入れすぎると花が傷みやすくなりますが、カーネーションの水の量は半分ぐらいで十分なのだそうです。
できれば栄養分が花にいきわたるように、茎の部分の葉っぱも取り除く方が良いとされています。
カーネーションは茎の部分が折れやすいので、丁寧に行いましょう。
カーネーションの切り花を長持ちさせるには水を清潔にする
カーネーションの切り花を長持ちさせるには、水を清潔にする必要があります。
水をきれいにしないと花を枯らしてしまう原因となるバクテリアやカビなども発生してしまい、せっかくの長持ちさせる切り花が枯れてしまうからです。
また水を取り替える際は、茎がヌルヌルしている時がありますよん。
あの茎のヌルヌルはバクテリアやカビの増殖を促してしまうため、綺麗に茎をこすって取るか、または再度3cmほどの斜め切り口をしても良いとされています。
水をきれいにするのがカーネーションの切り花を長くするポインでもあるので、水をきれいに保ち、長持ちささせましょう。
ちなみに毎日水をを取り替えるのがめんどうくさいという方には「切り花延命剤」という養分と切り花をからせるバクテリアやカビ抑制をする成分が入っている栄養剤的なものも売っています。
カーネーションの切り花が入っている花瓶に入れるだけで、夏場は5日ぐらい水を変えずにきれいな水を保ち、水揚げを持続することができます。
水をあまり取り替えずに、楽に切り花を長持ちさせたい方にはおすすめです。
最後にカーネーションを長持ちさせるための置き場所についてご紹介します。
カーネーションの切り花を長持ちさせるための置き場所
カーネーションの茎の部分は湿度が高いと腐りやすくなります。
そもそもお花は温かい日差しの当たる場所が良いイメージですが、切り花の場合は「直射日光の当たらない少し低温の場所」の方が腐りにくく長持ちするとされています。
そのため置き場所としては、直射日光が当たらない場所に置くのがおすすめです。
例えば玄関、トイレ、少し薄暗い場所ですね。
よくよく考えると、切り花は晴れた窓際などに置いていることは少ないですよね。
それは切り花の特性を考えられたからなのだそうですよ。
ちなみに置き場所としては、クーラーなどエアコンがある部屋も控えた方が良いとされています。
クーラーなど直風が当たってしまうと、乾燥しやすくなり水分をたくさん吸い込んでしまうからです。
置き場所に気をつけて、カーネーションの切り花を長持ちさせてみましょう
カーネーションの切り花を長持ちさせる方法まとめ
切り花のカーネーションを長持ちさせるためには、水切りをして半分ぐらいの水を入れる、毎日水を取り替える、置き場所に気を付けることが大切です。
素敵なカーネーションを長持ちさせるために、今日から長持ちする方法を実践してみてはいかがでしょうか。
⇒カーネーションの花言葉|ピンクやオレンジ・青・赤・緑・白の色別