雛人形を片付ける日は天気を気にしたほうが良いとされていますが、なぜ雨の日に片付けてはいけないのが気になりますよね。

天気関係なく、雛人形を早く片付けたいという方も多いと思います。

ただ雛人形を大切に長く保つ上では、「天気」というものはとても関係します。

ここでは雛人形を片付ける日の天気が雨や曇りではいけないのかや、雨の天気でどうしても片付けなければいけない片付け方、片づける際の保管場所についてご紹介します。

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雛人形を片づける日が天気が雨や曇りの日を控えた方が良い理由

天気が雨の日に雛人形を片付ける日としていけない理由が、湿度が関係しています。

雛人形は絹の使用量が多く、絹はもともと湿気に弱いとされています。

そのため雨の天気の湿気が原因で、雛人形がカビや虫に食われやすくなったり、シミになりやすくなってしまいます。

また雨以外の天気にも、「湿度が高い曇りの天気」、「夜」なども雛人形を片付けるには湿度関連で、やや不向きとされています。

せっかく片づけた雛人形が、次出すときにカビやシミだらけでは嫌ですよね。

雛人形を早く片づけなければ!と思う理由に「婚期が遅れる」というものがありますよね。

じつはこのことは迷信とされています。

婚期を逃すは昔の言葉から勝手に現代の人が変えてしまっただけで、本来は早くしまうというしつけの一環のものですので、婚期を逃すなどはまったくありません。

ちなみに雛人形を早く片付けないからといっても、バチがあたるわけでもありません。

なので天気が曇りや雨の日の場合は、カビやシミの原因になるのでできるだけ「晴れた日湿度の低い日」に片付ける日としましょう。

「晴れた乾燥している日」や「晴れた」天気の日は湿度も低いので、雛人形をカビらせることなく品質が保てたまま保管することができます。

3月の天気は、晴れよりも曇りや雨の日が多かったりします。

また天気が恵まれない場合、片付ける日が雨の日しかないという方もいらしゃるかもしれません。

次に天気が雨の日のひな人形の片付け方についてご紹介します。

天気が雨の日に雛人形を片付ける場合の片付け方

どうしても片付ける日の天気が雨や曇りの時に片付けなければいけない場合、次の方法の片付け方があります。

・部屋をエアコンで除湿して片付ける

・除湿器をかけながら片付ける

・除湿剤を2~3個置いて片付ける

・晴れの日にもう一度出してから、乾かしてします

という方法になります。

雛人形を雨の日や曇りの日に片付ける場合、カビにならないような徹底的な湿気対策が必要があります。

除湿器や除湿剤などを使用しないといけないため、雨の天気の雛人形を片付けるのは手間暇がかかりすぎてめんどうくさいです。

雨の天気に片付ける際は、それなりに手間がかかるのは覚えておきましょう。

また片付ける日が雨や晴れた日でも、意外と保管場所が落とし穴になる可能性もありますので確認をしてみましょう。

雛人形の保管場所は湿度に気を付ける

雛人形は湿度の低い場所に片付けるのが良いとされていますが、他にも湿度の高い保管場所など気を付けることがあります。

ここでは雛人形の保管場所について気を付けることをご紹介します。

雛人形の保管場所としては、高温で多湿のある保管場所は避けてください。

例えば避けた方が良い保管場所は、

・押入れの下の段

・結露が付きやすい窓側の場所

などです。

押し入れの場合は下の段でも良いのですが、湿気が溜まりやすくなります。

押し入れの下の段に保管する際は、除湿剤などを押し入れにこまめに交換しておけば幾分は安心かと思います。

雛人形の保管場所に適している所

雛人形はできれば風通りの良い場所に保管すると良いでしょう。

例えば、

・押入れの上段

・納屋の押し入れ

などです。

納屋に直で置く場合は、すのこなどを敷いておくと安心です。

押し入れなどは風通しがよくない場合もありますので、定期的に風通しを良くするために開けておくか、除湿剤などを置いておくと良いかもしれません。

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湿度が高い場所に片付けるときは雛人形キャスターケースが便利

雛人形をしまうとき、押し入れやクローゼットなどの下にいれる方が大半だと思います。

いちいち除湿剤をこまめに交換するのも面倒くさいですよね・・・。

ですが雛人形の質を落としたくはないので、致し方がないと思っているかもしれません。

また押し入れの下に入れることが多いと、掃除なども大変だったり、移動させたり不便なことも多いと思います。ダンボールで入れていると、出し入れなど特に大変ですよね。

じつはそんな時使える便利アイテムがあるのですが、それが雛人形専用の収納ケースだったりします。

雛人形の専用収納ケースの箱の素材は桐という除湿機能が優れている木が使われていて、雛人形を保管させるのに一定の湿度に保ってくれる働きがあり、湿度のある押し入れには適している素材で作られています。

しかも桐材には『タンニン』という天然の防腐能力の高い成分が入っているため、箱自体もお雛様も腐食することなく保管することができるわりと優れた収納ケースです。

箱の下はにキャスターがついているので、出し入れが簡単だけでなく、押し入れやクローゼットなどに重ね置きなどかさばらない合わせた入れ方をすることができるので、収納スペースを増やすことができるんです。

ちなみにサイズは1段~3段まであるので、ご自宅にある雛人形を量って選ぶことができますし、万が一余っても衣替え用の服なんかを入れておくのに便利だったりします。

もし押し入れの下のところに収納する際は、湿度から守りお雛様を全く傷つけず品質を高く保管することができるのでおすすめです。

雛人形を片付ける日の天気は慎重に

雛人形を片付ける日は3月中でも4月でも少しばかしは遅くても大丈夫なので、できれば雨の日よりも天気の晴れた日に片付けるのが良いとされています。

晴れた日であれば湿気も避けられますし、雛人形的にもやはり晴れた日がいですよね。

雛人形を片付けるのが遅いからといって娘の婚期を逃すわけではないのですし、雛人形は長持ちさせたいならば片付ける日の天気選びはとても大切です。

雛人形が一度かびてしまうと、後々のメンテナンスが大変でめんどうくさいことになってしまうので、できれば晴れた天気に片付けるようにしてみてくださいね。

一応雛人形を片づける日には適した日があります。絶対にこの日でなければいけないというわけではありませんが、雨や曇りでなければご参考にしてみてはいかがでしょうか。婚期が遅れるなどの迷信の理由についても書いています。

雛人形を片付ける日!雨や天気の日は湿度に注意!

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