二十四節気の一つの「八十八夜」。
ちょうど八十八夜といえば新茶の時期などになりますよね。
八十八夜は「88日目」という意味もありますが、一体いつから数えるのかを疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
2020年の八十八夜はいつからなのかも気になるところですよね。
ここでは八十八夜はいつから数えるのか、2019年はいつ頃のなのかについてご紹介します。
八十八夜はいつから数える?
八十八夜は言葉通り「88」が関連していて、88日目を数えた日のことになります。
いつから数えるのかというと、立春の2月4日頃から数えて88日になります。
立春は大概が2月4日が多いですが、若干日にちがずれる場合もあります。
数えると、
2月が28日
3月が31日
4月が30日
から4を引いて、そこから+3日をプラスした日数となるので、ちょうど5月2日ぐらいが八十八夜になります。
2020年の八十八夜はいつからは?
2020年の八十八夜はいつになるのかというと、立春から数えて八十八夜となるので「5月1日(金)」がその日にあたります。
ちょうど一番茶と呼ばれる新茶の収穫期となります。一番緑茶が美味しい時期ですね。
八十八夜の由来
そもそも八十八夜の由来は、立春から88日目が農作業を始める目安となったことが由来の元になっています。
立春から八十八夜までは昼間が暖かく、夜は冷えて霜が降りる晩霜だったそうです。
晩霜は霜が降りてしまうことから、農作物が枯れやすくなって収穫ができなかったそうです。
農作物を売ったり食べたりして生計を立てる農家にとっては、死活問題だったみたいですね。
しかし八十八夜を過ぎると夜や気候が暖かくなってくることから、霜の心配をせずにいられるようになったため、農作業の目安となったそうです。
霜を心配しなくていいことから、八十八夜の別れ霜と呼ばれたりもするそうですよ。
また八十八夜から農作業をすることは、縁起が良い日といわれたそうです。
縁起がいいとは一体どういうことなのかというと、八という言葉が関連しています。
八を書く際に、八の下の部分が広がっていますよね。このことを「末広がり(すえひろがり)」といい、日本では縁起や幸運を運ぶ字とされていたそうです。
数字の「8」も縁起が良いことから、八十八夜は末広がりが2つ並び、なおかつ八で十を挟むと「米」という字になることから、農作業をするに絶好の日よりとされたそうです。
八十八夜はお茶の収穫期
何度か八十八夜はお茶の言葉がちらほら出ましたが、八十八夜は新茶の時期ともいわれています。
お茶の摘み取りが始まる時期で、新芽が柔らかい部分を摘み取った部分の新茶なので贅沢なお茶になっています。
新茶の時期は大概は美味しいのですが、八十八夜のお茶は特に美味しいお茶が飲める時期でもあるんですよ。
お米は関係ありませんが、八十八夜に取れる「八十八夜摘み」の新茶も縁起がいいのかもしれませんね。
八十八夜摘みのお茶は贈り物としても最適ですね。
八十八夜はいつから数えるまとめ
八十八夜はいつから数えるのかは、立春頃から数えて88日目となります。
2020年の場合は5月1日になります。
新茶が美味しい時期となるので、2019年は新しい元号かねて新茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
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