恵方巻きをつい作りすぎてしまい、余ってしまったり残ってしまうことありますよね。
そんな時は次の日に食べようと思うかもしれませんが、大体は保存場所は冷蔵庫や冷凍庫で保存するかと思います。
今回ここでは恵方巻きの保存場所や、余ったりした恵方巻きを次の日美味しく食べるための保存方法についてご紹介します。
恵方巻きの保存場所と保存方法は「常温」がよい?
恵方巻きの保存場所に適しているのは、海鮮恵方巻き以外は「常温」ができる場所適しています。
保存場所に常温!?と思いますが、ちょうど恵方巻きを食べる節分の2月3日あたりは1年中の中でも最も寒い季節とされ、最低気温も10度を下回る気温が多いですよね。
朝のリビングに暖房をかけてもなかなか温まりませんよね。
そのため海鮮や傷みやすい具材以外の一般的な恵方巻は、常温が適しているとされています。
2月の気温は常温でも、冷蔵庫に入れているのと似たような感じになります。
※実際は冷蔵庫の方が低いです。
そのため恵方巻の保存にはちょうどいい温度になるのです。
常温の保存場所といえば、
・温度が10度以下の涼しい場所
・日光の当たらない場所
などが保存場所には適しています。
意外と玄関などへの保存場所として選んでいる方も多いみたいです。
キッチンやリビングの食事をする机の上の場所とかでも、日に当たらず涼しければ大丈夫ですよ。
自宅の中でも一番涼しい場所に保存することで、多少鮮度は落ちても次の日に恵方巻を美味しく食べれることができます。
ただし朝起きて暖房をかけて、部屋が暖かくなる前に涼しい場所に移動しておいてくださいね。
そして、次の日になったらできるだけ早めに召し上がってください。
恵方巻きの冷蔵庫での保存方法
冷蔵庫に入れているのならば、マグロやサーモンなどの生ものが入っている海鮮巻きも同じ場所に置いてもいいのではとおもうかもしれません。
ツナマヨやエビフライなど海鮮でも加工されている食べ物は常温の場所の保存でも大丈夫ですが、生もの海鮮系の具材は冷蔵庫などで保存した方が安心とされています。
一般的には恵方巻きの、かんぴょう、うなぎ、野菜、玉子焼きなどが入っている恵方巻を常温保存してみましょう。
生もの具材が無い恵方巻きの場合は、冬場なので、寒い部屋に常温保存しておいて大丈夫です。
恵方巻の冷蔵庫保存と気を付けること
海鮮恵方巻きでなくても、やっぱり常温は・・・という方はサランラップで包んで冷蔵庫保存をしてください。
ただし冷蔵庫の場所で保存する場合、少し気を付ける点があります。
それは『冷蔵庫保存する場所』なんです。
じつは冷蔵庫で恵方巻きを保存すると、恵方巻に含まれるお米のデンプンが変化して消化に悪く成ったり、お米が乾燥してカチカチに固くなったり、酸化して味が美味しくなくなってしまいます。
原因は家庭用の冷蔵庫が常温と違い温度が低すぎるため、乾燥しやすくなりお米が固くなったりしてしまうからです。
冷蔵庫の中でも保存する場所は「野菜室」にいれてみましょう。
冷蔵庫の上の部分の温度は※約3~6度の温度になっていますが、野菜室の温度は※約3~8℃程度になっていて温度設定と『湿度』を逃がさない工夫がされています。
※冷蔵庫によっては多少の状況は変わります。
保存場所に冷蔵庫でなく常温の場所が適しているのは「湿度」に関係していて、野菜室以外の冷蔵庫にいれてしまうと湿度が低いのでお米が乾燥しやすくなるのです。
恵方巻きを野菜室を保存場所にすることで、乾燥に弱いとされる恵方巻きのお米の乾燥を防ぐことができるます。
冷蔵庫保存をしてみるとわかるのですが、お米の固さが違ってくると思います。
もし野菜室がない冷蔵庫の場合は、冷蔵庫の中の温度が高い一番上の手前の場所にサランラップを巻いておくことで、幾分かの乾燥は防げると思います。
恵方巻きの冷蔵庫保存のひと手間工夫でさらに美味しくなる
冷蔵庫の野菜室の場所に保存するのですが、ひと手間加えることで恵方巻がさらに美味しくなります。
それは「新聞紙でくるむこと」です。
サランラップでぴっちりと恵方巻きを包んだ後、さらに新聞紙でくるんでしまいましょう。
新聞紙でくるむことでお米に含まれる水分の蒸発をさらに防ぎ、時間がたっても酢飯の乾燥を防ぐことができるのです。
サランラップ1つでも乾燥が予防できるのですが、新聞紙でさらに二重にすれば完璧です。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーなどでも代用することができますよ。
恵方巻きを食べて余りそうなときや保存すると分かっている場合は、恵方巻き1本をできるだけ切らないで巻いた方が巻きやすくなります。
すでに切ってしまった・・という方は、新聞紙よりもキッチンペーパーの方が巻きやすいかもしれません。
切り口となる酢飯の断面部分は見せないで、包んでみてくださいね。
キッチンペーパーやサランラップを濡らして浸かるとさらに乾燥予防になりますが、サランラップの巻き方があいまいだと少しべっちゃりする可能性もあるのでご注意ください。
常温保存する場合もサランラップで包むと思いますが、新聞紙を取る巻いておいても大丈夫です。
そんなときは酢飯の断面が見えないよう一本に戻すように並べてラップすると、酢飯の乾燥が一番抑えられるのでやってみてくださいね。
ちなみにサランラップはぴっちりと巻いても良いですが、キャンディラッピングのように巻いておくとさらに乾燥予防にはおすすめです。
サランラップも新聞紙もない場合は、タッパ―やジップロックにいておいてもお米の乾燥予防にはなります。
冷蔵庫の保存場所がない場合の恵方巻きの保存方法
野菜室がない冷蔵庫がない場合は、クーラーボックスや保冷バッグに保冷剤を入れた保存する方法があります。
保冷剤を直接あたってしまうとお米が乾燥しやすくなってしまうので、食品トレーなどを保冷材の上に置いてその上に恵方巻を置いておくと安心です。
クーラーボックスに入れる際も、サランラップや新聞紙を巻いておくようにして保存してみてください。
恵方巻きの冷蔵庫保存をしてもよい?
お米や食品が余ったり作り置きすると、冷蔵保存する方も多いですよね。
恵方巻きも冷凍保存したいと思う方もいらっしゃいますが、冷凍保存は一応はできます。
しかし冷凍保存をすると、恵方巻は冷蔵庫と比べ美味しさがかなり半減してしまいます。
その理由として恵方巻きを解凍したとき、特に海鮮巻きの場合だとお刺身などからドリップや汁気がでて酢飯が吸い込んでしまい、乾燥というよりも汁気が出てしまいます。
しかも冷凍保存した恵方巻きは、解凍すると海鮮物は特に生臭く美味しくないのです。
酢飯は基本保存性がきくものなので、冷蔵保存としての場所にはおすすめできません。
基本的にお寿司関連は冷蔵保存はしない方が良いとされています。
冷蔵庫で恵方巻きを食べる際の注意点
冷蔵庫で恵方巻を保存する際、食べる際は30分前ぐらいから出して常温でにすることで柔らかくなりある程度は食べやすくなります。
中身の具は具材によっては、電子レンジで素手でつかめるほどの『ほんの少し温める』と良いでしょう。
恵方巻きを食べる際は常温か、ラップと新聞紙に包んで野菜室に冷蔵保存して次の日にも恵方巻きを美味しく召し上がってみてくださいね。
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