病気やけがなど災難が降りかかりやすいとされう『厄年』。
厄年は男性と女性で年齢が違いますが、一体厄年は男女で年齢は何歳までなのか、いつからいつまでに厄除けをしたほうがよいのか気になりますよね。
また早生まれなどの場合、厄年のお祓いの年齢も何歳か気になるところ。
ここでは、厄年の種類や早生まれなどの年齢の数え方、2020年の男女の年齢や何歳までか、いつからいつまでに行えばよいのか、厄年は神社やお寺などで参拝やお祓いなど何をすればよいのかなどをご紹介します。
厄年は前厄・本厄・後厄がある
厄年は地域で多少違う場合もあったり、干支で厄を見る地域などありますが、一般的の男女別の厄年は下記の通りになります。
厄年にはやっかいなことに、
・厄年の前の年のを『前厄』
・厄年の今を「本厄」
・厄年の後の年を『後厄』
があり、厄年の前厄・本厄・後厄の年齢は、新築や婚礼など派手なことは慎む方が良いといわれています。
厄年の年齢の数え方は?早生まれの場合や数え年や満年齢か
厄年の年齢の数え方は一般的に『数え年』。年が明けたら同じ年を取る数え方になります。
数え年とは、お誕生日に1歳をとる年齢を取る満年齢の数え方ではなく、1月1日で歳をとる年齢のことをいいます。
満年齢とは現在の年齢のことです。
例えば今が2020年として、産まれた年齢が2000年5月1日とすると、
・2020年4月30日の時点:満19歳
・2020年5月1日の時点:満20歳
という風になります。
数え年は生まれた年齢を1歳として、元旦の1月1日で歳をとる考え方です。
厄年の年齢の数え方となる数え年の場合で、産まれた年齢が2000年5月1日の場合、
・2000年5月1日の年齢:1歳
・2001年1月1日の年齢:2歳
・2001年5月1日の年齢:3歳
となるので今の数え年を計算するには、
今の年の1月1日~誕生日前までの場合、満年齢+2歳
今の年の誕生日から12月31日までの場合、満年齢+1
となります。
特に早生まれの場合数え年よくわからないという方は、同じ学年の子と同じ年齢と同じとなります。
例えば今年の1月に22歳になった場合、12月31日までは+1歳となるで、数え年は「23歳」になります。
皆が23歳で、自分が22歳の場合でも、数え年の場合は23歳になるということに近い考えです。
そのため同級生が厄年といっていたら、自分も厄年という考え方で良いかと思います。
2020年の厄年の男女別の年齢が違う
男性と女性ではそれぞれ厄年の前厄・本厄・後厄で年齢が違います。
厄年は男性・女性でそれぞれ年齢が違うので、男女間で年齢が一緒という年はありませんのでご注意ください。
ここでは男女別の厄年と、特に厄年の中でも最も厄年とされる男女の『大厄』の年齢も合わせてご紹介します。
まずは男性の厄年の年齢をご紹介します。
2020年の男性の厄年は何歳?
まずは男性の前厄~後厄までの厄年についてご紹介していきます。
年齢は数え年となるので、早生まれの方は感覚的に同級生と同じ年齢となります。
2020年厄年 男性の前厄年齢は何歳?
男性は前厄が24歳から始まり、後厄は62歳までとなっています。
・24歳
・41歳
・60歳
2020年厄年 男性の厄年齢は何歳?
男性の本厄の厄年の年齢はこちら
・25歳
・42歳
・61歳
特に男性は42歳が大厄の年齢となっています。
2020年厄年 男性の後厄年齢は何歳?
男性の後厄の年齢はこちら。
・26歳
・43歳
・62歳
この年齢が終わると、厄年の年齢が終わります。
2020年の女性の厄年は何歳?
ここでは女性の前厄~厄年までの年齢が何歳かをご紹介します。
年齢は数え年となりますので、早生まれなどの方は感覚的には同級生と同じ年齢となります。
2020年厄年 女性の前厄年齢は何歳?
女性の前厄の年齢は18歳からで、後厄は62歳までです。
・18歳
・32歳
・36歳
・60歳
2020年厄年 女性の厄年の年齢は何歳?
女性の厄年の年齢はこちら。
・19歳
・33歳
・37歳
・61歳
女性は33歳が大厄となっています。
2020年厄年 女性の後厄の年齢は何歳?
女性の後厄の年齢はこちら。
・20歳
・34歳
・38歳
・62歳
この年齢が終わるといったん終了となります。女性は2回もあるので嫌になりますね。
厄年はお祓いや厄払いをしよう!
まずは元旦や、節分になったら、近くの神社に参拝・厄払いをしてお祓いをしてもらいます。
お寺の場合では、護摩をたいてもらい厄よけのお札を頂きます。
厄年の場合地方の風習では、小正月・2月1日・節分に門松をたて「年越し正月」の風習があるところもあり、厄年を飛び越えるという目的でされるそうです。
厄年には神社やお寺などでお祓いしてもらい、お札を頂けば気持ち的にも安心すると思います。
厄払いをしてもらう初穂料は、神社などによってまばらですが平均的に5000円ほどとなります。
厄年の厄払いやお祓いはいつまでの時期にする?節分まで?
厄年の数え方は「数え年」。
そのため厄年の厄払いの時期がいつからいつまでかは、元旦~1月7日までの松の内の間の時期に厄除けをするのが一般的になっています。
ちょうど初詣のついでに、厄年の人は厄払いしてしまう方が多いです。
また厄払いの時期は年明けに行われることが多く、節分や春分の日までに行くのが良いとされています。
しかし神社の神主さん曰く、厄払いをする時期は特に決まりはなく、春を過ぎて厄払いをしないと効果がないということではないのだそうです。
厄払いをせずに悶々としていいるならば、一年の最初に行ってしまった方が残りの時期を穏やかにできるからという意味で行うそうなので、基本はいつでも厄払いは良いそうです。
中には自分の誕生日や年頭に、厄払いを行う方もいらっしゃるそうです。
お正月は混雑しているので、落ち着いてから厄年の厄払いや厄除けをしても良いかもしれませんね。
厄年のお祓いはしないとだめなのか?
ただ『絶対に神社やお寺での参拝やお祓いをしてもらなわければいけない』ということではありません。
神社やお寺でのお祓いなどはあくまでも気持ちなので、お祓いできない場合は近くの神社などで参拝して神様に日ごろお守りくださいとお願いするだけでも良いと思います。
逆に厄年という意識がなければ、心穏やかに過ごすことはできると思います。
それは厄年の年齢に関して、関係しているからです。
厄年はなぜ男女で年齢が違う?生活の変化や転機が関連している
厄年の男女での年齢違い、なぜこの年齢なのかということはまだ完全には解明されてないのだそう。
しかし厄年の年齢には、男女の生活の変化・人生の転機の時期かかわっているそうです。
そのため男女で違いがあるのだからといわれています。
例えば、進学・就職・結婚・出産・子育て・人事異動・退職などの転換期の年齢なのだそうです。
特に男女は結婚、女性は出産や子育てなどもあり、生活スタイルで男女ともに違ってくるからです。
個人差などはありつつも、これらの生活の変化や人生の転機というものは、精神面や体調面に影響され変化が出やすいともされています。
そのため病気にもなりがちなのは、厄年が直接関連しているのではなく、心の変化や体調が崩れやすい年齢になってきたからという意味合いもあるのだそうです。
厄年が男性と女性で年齢が違うのは、男女間の転換期の時期も事柄も違うのはそのためかもしれません。
そのため厄年は、その年齢に注意をうながす教えという意味もあるのだそうです。
人生においての転機が訪れたりしたあ場合は、自分自身になにか心境や心持が変わり、悪い方向に考えたり、何かが起こることで「厄年だから」、「お祓いをしていないからだ」となるわけです。
あくまでも厄年に厄がふりかかるのではなく、「自分を見つめなおす時期」というのが厄年の本来の意味でもあるのかもしれません。
厄年は何をすればよい?
神社などに行って参拝やお祓いしてもらったりしたり、逆にしなかった場合、自分の数え年の厄年の年齢の場合、何をすればよいのかと思いますよね。
厄年は人生の転換期でもある場合もあるので、
・自分の生活スタイルを見直したり
・改善できるところは改善
・様々なものを見直す・反省する
ようにしていみるとよいかもしれません。
自分を見直すきっかけが「厄年」であって、転換期だからこそ病気やけがになりやすいから気を付けようね的な意味がある感じです。
厄年は無理をせず、慎ましく過ごしてみるとよいかもしれませんね。
2020年の厄年の男女別の年齢や時期まとめ
厄年は中国の陰陽道が由来となり、自分を見直し改善するきっかけにもなります。
男女の転換期はそれぞれ違い、それにちなんで厄年は気を付けようねという意味なので、厄払いをして気持ちを高めるのもよし、厄払いや厄除けはせずに心穏やかに過ごすのも良しということです。
厄年がさほど怖いと思わないで、あとは厄年という年齢の時期を大切に過ごせば特に怖いことはないと思います。不安になると、不安を読んで悪いことが起きやすくなってしまいますからね。
神社やお寺で参拝やお祓いをしてもらうのも良いですが、厄年のお祓いなどはあくまでも『気持ち的』なものであって安心感は得られるとは思います。
男性・女性の厄年の年齢になった場合は、日ごろのライフスタイルを見直し、慎ましく厄年を過ごしてみてはいかがでしょうか。
2020年の厄年でも運気が気になる方は、今年の運勢を占いで確認してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら人生の転換期だったり、不安なことや引っ掛かりなどが解決したりできるかもしれません。
占いかもしれませんが、良いものは信じた方が良いとされています。厄年の年を少しは安心して生活できるかもしれませんよ。