冬至にはゆず湯に入り、食べ物は『かぼちゃ』を食べるのが定番になっていますよね。

でもそもそも、なぜ冬至にはカボチャをたべるようになったのかと疑問に思いますよね。

冬至にはカボチャ以外にも、開運に繋がる冬至の行事食なるものもあるのはご存じでしょうか?

ここでは、冬至にかぼちゃを食べる由来や理由やかぼちゃ料理、他には何を食べるのかをご紹介します。

冬至にかぼちゃを食べる理由や、開運につながる食べ物を食べて正月に向けて運気をあげてみてはいかがでしょうか?

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冬至にかぼちゃを食べる由来や理由

冬至にかぼちゃが食べられる理由や由来は「江戸時代」からとなります。

そもそもかぼちゃという野菜は16世紀のポルトガル船でカンボジアにやってきたものと言われています。

日本では江戸時代に普及したといわれています。

江戸時代中期になると

『かぼちゃを食べると風邪予防になる』

『中風予防になる』

とされ、冬至にかぼちゃを食べるという風習が根付いたそうです。

これが冬至にかぼちゃを食べるようになった由来と理由となります。

そしてかぼちゃを食べる理由は他にもあります。

冬になると野菜が不足するとされていました。

今のように冷蔵庫もないですし、農耕もそこまで発展していないとなると、野菜から取れる栄養が取れないとなると栄養不足になりますよね。

ですがかぼちゃは長期保存野菜ができる野菜のため、冬の栄養素を取る野菜としては重宝されていたそうです。

※ちなみにかぼちゃは夏に取れる夏野菜ですが、冬までの保存ができる数少ない野菜とされています。

そのため今では冬至の食べ物として『かぼちゃ』が食べられるようになったそうです。

冬至のかぼちゃはなぜ風邪予防に良い?

江戸時代からかぼちゃは「風邪予防に良い」と言われて、食べられてきました。

かぼちゃは風邪予防に良いとかというと、かぼちゃに含まれる栄養素が関連しています。

かぼちゃには『カロチン』という栄養素が豊富に含まれています。

カロチンを体内に入れることで、

・ビタミンAに変わり肌の粘膜を丈夫にする

・ウィルスなどの抵抗力など風邪予防になる

ため、冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないとされています。

またビタミンEも豊富に含まれているので、お肌にも嬉しい食べ物だったりします。

冬至の日におすすめのかぼちゃ料理

かぼちゃといえば煮つけなどを思い浮かんで、冬至にかぼちゃ料理に悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここで少しかぼちゃ料理のレパートリーをご紹介します。

・かぼちゃの煮つけ
・かぼちゃの温野菜
・カボチャ焼き
・かぼちゃのスープ
・かぼちゃコロッケ
・じゃがいも代わりのカボチャサラダ
・かぼちゃの千切りサラダ
・かぼちゃの天ぷら
・素揚げしたかぼちゃチップス
・カボチャプリン
・パンプキンパイ

などがあり、様々な料理があります。冬至の日はカボチャ料理を作ってみてはいかがでしょうか。

デザート系の料理としては、パイシートに練ったカボチャをいれたパンプキンパイも簡単に作れますよ。

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冬至に食べるかぼちゃ以外の食べ物

冬至にはかぼちゃを含めた食べ物以外にも、他にも食べた方が良いとされる食べ物がありますのでご紹介します。

必ず食べた方が良い食べ物というわけではありませんが、冬至の料理にかぼちゃ以外に悩んだら使ってみてはいかがでしょうか。

冬至の食べ物①運盛り

冬至に食べと良い食べ物として「運盛り」というものがあります。

運盛りは聞いたことがない方も多いのではないでしょうか?

運盛りは食べ物の最後に『ん』がつく食べ物のことをいいます。

冬至を境に運が向いてくるということにちなんでいて、最後にうんの「ん」がつく食べ物が良いとされています。

ちなみにかぼちゃも冬至の運アップの食べ物とされています。

かぼちゃは「ん」がつかないのでは?と思いますが、かぼちゃを漢字で書くと『南瓜(なんきん)』と書くので運の良い縁起の良い食べ物となります。

かぼちゃ含めた冬至の7種類の食べ物を『運盛り食べ物』はこちら↓

・なんきん(かぼちゃ)
・れんこん
・にんじん
・ぎんなん
・うどん
・かんてん
・きんかん

かぼちゃを含めたこれらの運盛り食べ物は、栄養もあるので寒い時期食べると良いとされています。

かぼちゃがもし食べれなくても、うどんなどは食べやすいのではないでしょうか。

冬至の食べ物②冬至がゆ(小豆のおかゆ)

冬至に食べると食べ物に『小豆』があります。

白米に小豆を入れたおかゆを食べるのが冬至の行事食となっています。

小豆にはには古来から邪気払いとして使われる食べ物で、小豆の赤い部分は『魔除け』や太陽という意味もあります。

おかゆが食べれない場合は、似たようなお赤飯とかでもいいかもしれませんね。

冬至の食べ物③こんにゃく

冬至の食べ物として『こんにゃく』もあります。

こんにゃくには体の毒素を外に出すとされていて、砂払いや砂おろしと言わています。

冬至に食べる理由としては、1年にたまる『煩悩という砂』を洗い流すという意味があるのだそうです。

運が入ってくる冬至に自分の煩悩を洗い流して、良い正月を向けるのもいいかもしれませんね。

冬至の食べ物④いとこ煮

冬至の食べ物として地域によってはある「いとこ煮」というものがあります。

いとこ煮とは、冬至に食べると良いとされる『かぼちゃ』と『小豆』を煮た食べ物です。

ちなみにいとこ煮の由来は諸説ありますが、硬い材料から煮ていき、追々入れて煮ていくことから「おいおい」が『甥々』となり、すなわち『いとこ』という語源になっているそうです。

地域によっては、かぼちゃや小豆以外にも大根など様々な野菜もいれて煮るそうです。

かぼちゃと小豆は縁起物と厄除けなので、一緒に食べれるのはいいですよね。

たまですが、スーパーによっては冬至の日にいとこ煮がお惣菜コーナーにも売っている場所もあります。

冬至にはかぼちゃを食べるのは風邪予防とされ、野菜が長持ちすることからの昔の人の知恵が冬至に食べる意味となっています。

かぼちゃ以外にも冬至には運盛りなどの食べ物もあるので、冬至の日に食べてみてはいかがでしょうか。

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