おからパウダーは便秘によいとテレビで話題になり、多くの方がダイエットに合わせておからパウダーを食べている方も多かったですよね。

しかしおからパウダーが便秘によいといわれて食べたのに、逆におからパウダーで便秘になる、便秘が悪化したという人もでてきました。

なぜ便秘によいと言われたおからパウダーが、逆に便秘になるのか気になりますよね。

じつはおからパウダーは食べ方を間違えると、便秘症だとさらに便秘が悪化する場合もあるんです。

ここではおからパウダーで便秘になる理由や、悪化した原因についてご紹介します。

正しくおからパウダーを食べて、お腹をスッキリしてみましょう。

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おからパウダーで便秘になる理由

おからパウダーで便秘になる理由は、おからパウダーに含まれる「食物繊維の取りすぎ」と言われています。

おからパウダーは食物繊維を取りすぎてしまうので、便秘になりやすくなってしまいます。

「食物繊維は便秘にいいのでは?」と思いますが、確かに便秘症の人は特に食物繊維は欠かせません。

おからパウダーで便秘になる食物繊維とは?

そもそも食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」という2種類があります。

便秘解消をするためには、この2種類の食物繊維をバランスよくとらなければいけません。

じつはおからパウダーで便秘が悪化した人は、2種類のうち片方の食物繊維だけを取りすぎてしまっている傾向があり、便秘が悪化してしまう理由になっていたのです。

おからパウダーは置き換えで食べる方も多いので、片方の食物繊維+同じ食物繊維が取れるαの食べ物と組み合わせると便秘をさらに悪化してしまう可能性があるんです。

次におからパウダーは2つのうちどちらの食物繊維を取りすぎてしまったのか気になりますよね。

おからパウダーで便秘が悪化した「食物繊維」はどっち?

おからパウダーには2つの食物繊維のうち、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

不溶性食物繊維の食べ物を食べ過ぎると、便の量を増してしまう働きがあります。

そのためおからパウダーを食べ過ぎたりしてしまうと不溶性食物繊維を取りすぎてしまい、もともと便秘だった人は便のカサが増えるので便秘症が悪化してしまうことになってしまうのです。

腸内におからパウダーなどの不溶性食物繊維が多く入ると量が増えるだけでなく、腸内の水分をおからが吸収してしまうので、便が余計に硬くなり、カチカチになってしまうので便が出しにくくなってしまいます。

便秘症の人が毎日おからパウダーを食べたり、置き換えをしたりして食べていると、不溶性食物繊維を取りすぎてしまい便秘が悪化してしまうのです。

まさにせっかく便秘のために食べているのに、逆効果になってしまうということになってしまうのです。

またおからの不溶性食物繊維を取りすぎてしまうことで、身体に必要なミネラルも同時に排出してしまうことになります。

ミネラルは肌をすべすべしたり、髪の毛をサラサラにしたりするのには欠かせない成分。

便秘気味だとなんだか肌の血色が悪かったり、髪の毛がバサバサしているのもミネラル不足が原因と考えられます。

便秘だからおからパウダーを食べたのに『悪化するなんて』と思いますが、便秘になってしまうのは水溶性食物繊維が少なく『不溶性食物繊維』の取り過ぎが原因だったのです。

ではどうしたらおからパウダーを食べて便秘が悪化せず、なおかつ効率よく食べるにはどうすればよいのかをご紹介します。

おからパウダーで便秘が悪化しないための食べ方

おからパウダーの食べる量を減らす

おからパウダーで便秘を悪化させないためには、まずは不溶性食物繊維であるおからパウダーを食べる量を減らすことです。

本来はスプーン1杯でよいとされていて、便秘症の方は置き換えをしない、または置き換えをするときは不溶性の食物繊維が少ない食べものと組み合わせることが便秘を悪化させないための食べ方になります。

不溶性の食物繊維には、さつまいも、玄米、大麦、ごぼうなどが多く含まれていますが、じゃかいもや小麦関連も便が多く出やすい食べ物になるのでおからパウダーとの組み合わせは少し控えるのが良いです。

食物繊維が豊富といわれている食べ物は、わりと不溶性食物繊維の食べ物が多いので気をつけましょう。

水溶性食物繊維が入っている食べ物を取る

おからパウダーを食べるときは、できるだけ水溶性食物繊維が入っている食べ物も取るようにしましょう。

便秘になる人はもともと「水溶性食物繊維」を取る量が少ないため、便秘が悪化してしまうことも多いです。

水溶性食物繊維の働きには水に溶けやすい性質をもっているので、どちらかといえばおからパウダーに含まれる不溶性食物繊維よりも積極的に取る方が良いとされています。

便秘気味の人はそもそも便を外に排出する、腸の蠕動(ぜんどう)運動が鈍っている状態になっています。

水溶性食物繊維には便を柔らかくしてくれるので、溜まったカチカチの便を排出しやすくなるので効果的となるわけです。

便を柔らかくする水溶性食物繊維には、海藻、果物、寒天、こんにゃく、納豆、おくらなどのネバネバ食品、アボカドなどがあります。

おからパウダーに含まれる不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維をバランスよく取ることで便を排出することができます。

便秘気味の方は、おからパウダーの1日に食べる量や回数を減らし、できるだけ水溶性食物繊維が含まれている食べ物を優先にして食べてみるとスッキリとすると思います。

水分を取る

水分を取ることで腸内を潤すことができます。

便秘気味の人は腸内の滑りが悪く、水分で刺激をしてあげて便が出やすいようなウォータースライダーのように水分を積極的に取るのが良いとされています。

便秘になっている人は、水溶性食物繊維を取りながら水分を多めにとるようにしてみましょう。

また便秘気味の方はミネラルが不足しているので、海藻などに多く含まれるマグネシウムを多めにとると腸内の水分量が多くなり便を排出しやすくなります。

便秘気味の方は、ただの水やミネラルウォーターでなく、ミネラル分が多めに入っている硬水などで補給するのがおすすめです。

ただし腸が悪い人や硬い水は腸の刺激となる方は、ミネラルが入っている軟水の水の「温泉水」なども、とても柔らかく飲みやすいだけでなくミネラル分も豊富なので便秘気味の方にはおすすめです。

水自体が滑らかで飲みやすく、まろやかな口当たりがとても美味しく感じられますよ。

おからパウダーで便秘になる?悪化した理由まとめ

おからパウダーで便秘になる人は、おからパウダーに含まれる不溶性食物繊維を取りすぎてしまい悪化していしまっている可能性が高いです。

おからパウダーは豆腐の残りカスなので栄養素が豊富なのですが、便秘気味の人が置き換えや多く食べてしまうと便のカサを増やしてカチカチにしてしまいます。

それに便秘の場合はマグネシウムなども排出されてしまうので、便秘になるだけでなく腸内環境も悪くしてイライラの原因にもつながってしまいます。

本来はおからパウダーは食べ方を普通にしていれば、タンパク質が豊富で栄養素の身体に良い高い食べ物です。

ですが便秘症の人は食べ方次第で便秘になるなど逆効果になるので、まずはおからパウダーの食べる量を減らし、水溶性食物繊維なども一緒に食べて便をスッキリだしてみてくださいね。

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