雛人形を飾ろうと思ったとき、家のどの場所やどこの方角に配置しようか考えると思います。
できれば縁起の良い方角や場所などに雛人形を飾りたいですよね。
雛人形の飾る際には方角以外にも、飾るのに控えた方がい場所などもあります。
じつは飾るにはよさそうと思っていた場所が、意外とよくない場合もあったりするんです。
ここでは雛人形の飾り方で良い方角や、控えた方が良い場所、飾ると良い場所などをご紹介します。
雛人形を飾る方角はどこが良い?
雛人形を飾り方で方角などは決まっていません。
雛人形で飾り方で良いとされているのが方角はあります。
それが南の方角と東の方角です。
なぜこの方角が雛人形を飾る方角に良いのかというと、神棚や仏壇と同じ方角なので縁起が良いとされているからです。
また太陽が南から昇り、日の方角から日の沈む方角まで全てを見渡せたり、御所の天皇が南向きに座っていることから南の方角がより良いともいわれています。
この方角であれば、居間や和室などがあるかと思います。リビングに飾る方もいらっしゃるみたいですよ。
また雛人形は子供の厄の身代わりになってくれることから、きれいで清潔な場所に配置するともよいとされています。
南向きや東向きの方角に雛人形を飾ってみてはいかがでしょうか。
雛人形の飾り方で北の方角はどうなのか
北枕が悪いというように、雛人形の北の方角への飾り方は縁起が良くないのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。
本来は南か東側が理想なのですが、家の配置や間取りなどで北の方角しか置けない場合は、特に方角は基本は関係ないので北の方角に配置しても大丈夫です。
子供に厄などは全くなく『雛人形に飾ることに意味がある』ので、北の方角関係なく雛人形の置ける場所に飾ってみてくださいね。
方角はともかく、次にご紹介する雛人形を飾るのに向いていない場所を気にしてみたほうが良いという面もあります。
雛人形を飾る場所で控えた方が良い場所(飾らない方が良い場所)
雛人形を飾らない方が良い場所①日光が当たる場所や窓側
雛人形を飾る際に避けた方が良い場所が「直射日光が当たる場所」です。
太陽の光がたっぷり入った場所に飾ることはとても良いことなのですが、雛人形の日焼けによる変色の原因となります。変色してしまった雛人形は劣化が早くなってしまいます。
できるかぎり雛人形は綺麗な状態で長持ちさせたいですよね。
窓辺に雛人形を飾る場合は。遮光カーテンやフィルムなどを使ったり、人形の配置を調節するなどしてできれば直射日光が少しでも当たらない場所に置くようにしてみましょう。
また窓側の場合は雨戸を閉めてないと「結露」がついてしまい、雛人形の装備品などに着くと劣化しやすくなりますのでご注意ください。
雛人形を飾らない方が良い場所②高温多湿
雛人形を飾る場所で控えた方が良いのが、高温多湿の場所です。
温かく湿気が多い場所は雛人形にカビが生えやすくなって劣化の原因となるので、できるだけ高温多湿の場所は避けるようにしてみましょう。
雛人形を飾らない方が良い場所③エアコンの場所
雛人形を飾る時期は2月が多く、エアコンをつける方も多いですよね。
しかしエアコンの暖房の風があたる場所に飾ってしまうと、暖房の温風で雛人形の顔にひびが入ったり、屏風が剥がれたりと傷みやすくなります。
またエアコンの他にもファンヒーターも良くないとされています。
できるだけエアコンの直に風が当たらない場所に配置しましょう。
雛人形を飾らない方が良い場所④玄関
風水上では雛人形を玄関や寝室に飾るのはあまり良くないとされているそうです。
玄関は湿気が多いため避けた方が良い場所でもありますが、もともと玄関には良い気が入ってくるとされています。
本来雛人形は子供の厄を取る役目があるのですが、玄関に雛人形など人形を飾ってしまうと人形が運気を吸い取ってしまうとされているそうです。
せっかくの良い気までを取られてしまうと、なんだか雛人形の役割が少し落ちてしまう気がしますよね。
飾る場所がどうしてもないという以外は、できるだけ飾らない方が無難ですね。
雛人形を飾らない方が良い場所⑤寝室や子供部屋
玄関の場所以外にも、風水的には寝室や子供部屋も同じ意味があります。
寝室や子供部屋に雛人形を飾るのは、寝ている人の良い気を吸い取ってしまうとされているそうです。
他にも人の出入りのない場所に飾ってしまうと、雛人形が寂しがってしまうので、できるだけ人の出入りのある場所に飾ってあげるようにしましょう。
雛人形の飾るのに良いとされている場所
雛人形を飾るのに良いとされている場所が「リビング」です。
リビングでは風水上でも良く、人が集まり明るい場所であるからとされているからです。
雛人形もみんなのいる活気のある場所の方がいいと思いますよね。条件が合えば、リビングに飾ってみるといいかもしれせんね。
雛人形を飾る人形の配置場所
雛人形の飾る場所以外にも、雛人形は関東と関西などでは雛人形を飾る位置が少しだけ違ったりします。
お内裏様と雛人形の場所が反対だったりします。
雛人形の飾る方角や場所が決まったら、雛人形の配置場所に気を付けて飾ってみてはいかがでしょうか。
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