ひな祭りが終了すると雛人形を片付けますが、2020年の片付ける日が気になりますよね。
片付ける日以外にも、湿気や雨の日に気を付けるなどありますがなぜこの日に片付けてはいけないかも疑問かもしれません。
ここでは、2020年の雛人形の片付ける日がいつまでか、雨や湿気などの天気を気にする理由、友引などに片付けてもよいのかについてご紹介します。
雛人形の片付ける日2020はいつからいつまで?
雛人形を片付ける日は『この日に絶対片付けなければいけない』という日はありません。
雛祭り以降の2020年3月5日以降に片付けるのが良いとされています。
なぜ4日以降ではないかというと、諸説では3月4日は送り節句というものがあり、雛祭りの祭事が終わっていないともされているためだからです。
ちなみに飾る日に良いとされる雨水の日というものがありますが、この雨水の日が3月5日までとなりますので、このタイミングでも大丈夫です。
【参照】お雛様を飾る時期2020!初節句は立春や雨水が良い?いつまで飾る?
また雛人形を片付ける日には良い日があり、それが啓蟄の日とされています。
それは雨水の日が終わった日のことでもあります。
2020年の啓蟄の日は3月5日。雛祭りの3日後とされています。
この日が片付ける日に良いとされている理由は、ちょうど節気になるからです。
飾る時期が立春に飾るように、片付ける日も啓蟄という二十四節句の日が区切りがよく良いとされています。
この日に絶対に片付けなければいけないというわけではありませんが、3月にはお彼岸がくるので、お彼岸前には片付ける目安にはしたほうが良いかもしれません。
お彼岸はこちら↓
2020年の3月17日~3月23日
春分の日の間となります。この前に片付けれない場合は、その後に片付けた方が無難かと思います。
雛人形の片付ける日が遅いと婚期が遅れるかについて
よく雛人形を片付ける日が遅いと「婚期が遅れる」と思われていますが、昔からの言い伝えではありません。
そもそも雛人形を片付けるのは女の子の片付けの練習的なものであり、早く片付ける癖をつけるために早く片付けるように教えられてきました。
そのため「早く片付けないとだらしがなく、よいお嫁さんになれないよ」といわれてきてた言葉が、言葉遊びなどで形を変えて婚期が遅れてしまうということになってしまいました。
雛人形を飾る目的は「子供の厄の身代わりになってもらう」というだけであって、片付けるのが遅いからと言って婚期が遅れる呪いなどがかけられるわけでも全くありません。
ただし長く置いておくと厄が戻ってくるという言い伝えはあるので、雛人形の片付ける日が多少や1ヶ月遅れても、特に婚期が遅れるということではありませんができるだけ早めに片付ける方が無難ではあります。
雛人形を片付ける日は雨の日や湿度に気を付ける
雛人形を片付ける日は「天気」を特に気にしてください。
雛人形に使われる絹などの素材は、とても湿気に弱いとされています。
湿度が高い雨の日や曇りの天気に片付けてしまうと、雛人形にカビが生えてり傷みやすくなる原因になります。
湿度は夜にも高くなる場合もあるので、雨の日など湿度を考えて天気のよい日に片付けるようにしてみましょう。
雛人形を片付ける日が友引の場合どうする?
雛人形を片付ける日が友引や仏滅だった場合、片付けようか迷うかもしれません。
友引や仏滅などは結婚式やお葬式ではよく使われますが、六曜を信じるのであれば気にしたほうが良いですし、気にしないのであれば友引や仏滅は全く気にしなくて大丈夫とされています。
どうしても友引などに日しか片付けられないならば、天気がよければその日に片付けてしまった方が良いです。
雛人形を片付ける日は天気の良い日にしよう
雛人形はできれば3月中で、湿気のある雨の日は控えて天気が良い日片付けた方が良いとされています。
3月にはお彼岸などもあるので、できれば3月中旬を目安に片付けるようにしてみましょう!
2020年に雛人形を片づけるならば、ちょうど啓蟄と雨水の日が重なる3月5日がおすすめです。