クリスマス時期になるとクリスマスツリーを出すと、テンションがあがりますよね。
ただ毎年だしているクリスマスツリーを出す時、ツリーの飾り(オーナメント)って一体どういう意味があるんだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
じつは日本の七夕みたいに、ツリーの飾りにも意味があります。
そもそもクリスマスツリーを飾る意味って、知らない方も多いのではないでしょうか。
ここではクリスマスツリーを飾る意味や、クリスマスカラーの意味、ツリーの飾り(オーナメント)の意味についてご紹介します。
クリスマスツリーを飾る意味(もみの木)
クリスマスツリーを飾る意味としては諸説様々あるようですが、クリスマスツリーは1本の木を『キリストの誕生』のモチーフとしてあらわしているのだそうです。
クリスマスといえばキリスト生誕祭ともいわれていますからね。。そのためご家庭に飾るようになったという諸説もあります。
他にも北ヨーロッパの住人の冬至のお祭りが由来説もあり、「永遠に枯れない命」という象徴がクリスマスツリーだったのだとか。クリスマスツリーに使われるモミの木は、冬に葉が枯れることのない常葉樹だから飾られるそうです。
ちなみに常緑樹とは、1年以上葉が落ちず、いつも緑葉をもつ樹木のことです。
また他には、はじめてもみの木のツリーが飾られたのが16世紀のドイツで、ツリーには飾りとしてオーナメントに様々なメッセージを託し『神の永遠の愛』として象徴されたのだそうです。
クリスマスカラーの意味
じつはクリスマスツリーを飾る意味以外にも、クリスマスカラーにも意味があります。
クリスマスカラーといえば、赤・緑・白が一般的ですよね。特に赤や緑は目立つと思います。
・赤にはキリストが流した血
・緑には常緑樹
・白には雪とキリストの純潔
という意味が込められているのだそうです。
クリスマスカラーはイエスカラーともいえますね。宗教チックといえば宗教的なカラーですよね。
クリスマスツリーの飾りにはそれぞれの意味がありますので、次に見ていきましょう。
クリスマスツリーの飾り(オーナメント)の意味
クリスマスツリーには飾り(オーナメント)をつけますが、もみの木など様々な意味を持ちます。
クリスマスのリースも加えて飾りの意味についてご紹介します。
モミの木の意味
クリスマスツリーとして使われるモミの木。モミの木は飾る意味は少し重複となります。
モミの木はクリスマスカラーでも出た『常緑樹』です。
常緑樹には1年中が緑のままで、冬の間もそのままなので強い生命力を持ち、永遠の命という意味があります。
旧聖書に出てくる『知恵の樹』の象徴でもあるそうです。そのためモミの木を飾ります。
星を飾る意味
クリスマスツリーのてっぺんに飾る星の飾りがありますよね。
この星には名前があって、『ベツレヘムの星』というそうです。
この星の意味はキリストが生またときに、東の空に輝いていた星なのだそうです。
ただクリスマスツリーのてっぺんには星ではなく、聖人の像や天使を飾る方もいらっしゃいます。
ろうそくを飾る意味
クリスマスツリーのろうそくの飾りの意味は『世を照らす光』。
今はろうそくの飾りですが、昔は本物のろうそくが飾られたそうです。
今は危ないので飾らない方が多いです。
多分火をつけてないですが、リアルろうそくを飾るのもなかなかですよね(笑)
ガーランド(電球)を飾る意味
ガーランドとは、クリスマスツリーの周りを飾る電球や飾りのことです。
この電球などの飾りは、夜空にあるたくさんの星をイメージしている意味があるとのことで、イルミネーションの点灯にも同様の意味があるそうです。
杖・キャンディを飾る意味
クリスマスツリーにはキャンディや杖を飾る方もいらっしゃると思います。
クリスマスツリーで使われる杖は、羊飼いの羊を導くための杖の意味を表します。
なぜ羊を導くための杖なのかというと、昔は羊飼いを『神様』・羊を『人』に例えていたそうです。
キャンディの形は、その杖をかたどったキャンディの意味を表します。
なのでキャンディではないみたいです。
クリスマスリースを飾る意味
クリスマスツリーの飾りでなく、玄関に飾る方もいらっしゃるリースがありますよね。
もしかしたらクリスマスツリーに飾る方もいらっしゃるかもしれません。
このクリスマスリースの意味も諸説ありますが、豊作の祈りという意味があるとされています。
ちなみにこれはクリスマスリースでなく、普通のリースの意味合いであるそうですよ。
リースの飾りつけに使われるリンゴには、豊穣のシンボルを表すのだそうです。
以上がクリスマスツリーやオーナメントを飾る意味となりました。なんだか意味合いは宗教的なイメージですが、意味合い関係なくツリーを飾るのはきれいなので、何となく意味がこんな感じなんだな~って思っていただければよいかと思います。