保育園や幼稚園、小さい子供にバレンタインデーとはを話すのは悩みますよね。

そもそもバレンタインデーとは子供向けを語る前に、バレンタインデーの意味や由来もよくわからないと言う方も多いのではないでしょうか。

ここでは子供向けに伝える前の、バレンタインデーとはについて、由来、歴史など軽めに把握したうえで、子供向けに伝えるバレンタインデーとはの例文をご紹介します。

スポンサーリンク

子供向けとして伝える前に知っておくバレンタインデーとは?

日本のバレンタインデーは女性から男性にチョコレートを贈る習慣があります。

じつはこの習慣、日本では女性が男性にチョコレートを贈るという独自のスタイルだったりします。

しかし海外やアメリカなどでは女性が男性にチョコレートを恋人や好きない人に渡すのではなく、親、友達、親戚などにチョコレートではなくお菓子、花、プレゼントなどを贈る習慣があります。

大人が子供向けにバレンタインデーとは何ぞや話す前に、バレンタインデーの歴史やチョコを渡すようになった経緯について子供に質問された場合のために把握をしておきましょう。

子供向けとして伝える前に知っておくバレンタインデーの由来

そもそもバレンタインデーの発祥の由来は「古代ローマ」から来ています。

バレンタインデーって何と子供から聞かれた場合には知っておく必要があります。

バレンタインデーは日本語に訳すと「聖バレンタインの日」とも言われます。直訳だとクリスマスのような日のイメージがありますよね。

じつはクリスマスといえばイエスキリストの生誕祭ですが、バレンタインデーも「バレンタイン」という人の名前が付けられている日でもあります。

バレンタインデーはバレンタインという人の名前がついていて、バレンタインのある行動から今の大切な人に気持ちを送る恋愛的イベントに発展していったとされています。

もともとバレンタインは古代ローマ時代のキリスト教司祭をしていました。

司祭とはキリスト教における聖職位(簡単に書けば階級の一つ)のことで、教会での儀式など司る人のことです。

バレンタインデーの歴史は、ローマ時代では皇帝の命令で若い兵士への結婚を禁止していました。

もともと古代ローマでは男女は別に暮らしていて、豊年を祈願するルペリカというお祭りにの前日、女性は自分の名前を書いた札を桶の中にいれ次の日男の人がひき、書いてある女性の名前の人とお祭りの際はパートナーになれるという風習がありました。

その中でパートナーは恋に落ち、結婚をしていきました。

そして兵士になったものは、宮殿に入り戦ったり護衛したりする仕事をするために故郷からでてきます。

そんな時故郷には恋人がいる人ももちろんいます。

しかし2代目のローマ皇帝は「故郷に思いを寄せる相手がいると軍の指揮が落ちる」という理由で、若い兵士の結婚を禁じてしまったのでした。

それを悲しんだ若い兵士や愛し合っている男女をみたバレンタインは哀れに思い、ローマ皇帝には内緒で結婚の手助けをして結婚式を行っていました。

バレンタインは司祭なので、教会で結婚式を挙げるのはお手の物。

しかしローマ皇帝にこっそり結婚の手助けしていたことを、どこかのローマ皇帝の耳に入りバレンタインにやめるように指示をします。

バレンタインは屈せず、軍隊は処刑、バレンタインをも逆らってしまい処刑をされてしまいました。

2月14日は男女の愛を誓う人してされていましたが、元は本来はできない結婚式を取り行ってくれたバレンタイに由来する記念日でもあったのです。

ちなみにバレンタインがなくなった日は男女がパートナーになれるルペリカ祭りの前の日だったので、2月14日がバレンタインの日になったそうです。

子供向けとして知っておくバレンタインデーのチョコレートを渡す由来

1958年頃にバレンタインデーにチョコレートを渡すのを推奨したのが、メリーチョコレートでした。

そしてその後バレンタインチョコレートというもの自体を作ったのは、神戸のモロゾフで、神戸が日本のバレンタインデーの発祥の地にもされているのだそうです。

ちなみに1992年に日本のバレンタインデーの発祥が神戸だっため、バレンタイン殉教のいたイタリアから愛の像が贈られています。

そしてバレンタインデーにはチョコレートを贈るという企業販促活動が、徐々に女性が男性にチョコレートを贈るという風習に変わっていきました。

スポンサーリンク

バレンタインデーとはを子供向けに伝えるためには

子供に伝えるポイントとしては、

・バレンタインデーのバレンタインは古代ローマの人の名前が由来で来ている

・2月14日には日本では女性が男性に恋人同士や好きな人にチョコレートを贈る習慣がある

・海外ではチョコレートは恋人だけでなく大切な人にお菓子や花を送っている

・今は外国に見習って日本でも(子供達)も恋人だけでなく大切なお友達などに贈っている

といった部分を子供向けで話すと良いでしょう。

なぜチョコレートなのかと聞かれたら、チョコレートをあげる習慣は日本が勝手に決めちゃったんだよ的なことを言えば大丈夫かと思います。

ちなみに海外でもチョコレートをあげる場所はあるみたいですが、ここまでチョコレートにこだわるのは日本ぐらいのようです。

バレンタインデーとはを子供向けに話す見本

子供向けに話す内容の事例をご紹介します。

バレンタインデーはね、女の子が男の子や好きな人にチョコレートを渡す日なんだよ。

バレンタインデーは日本語でね、バレンタインの日っていうんだよ。

バレンタインは「バレンタインさん」という人の名前でね、教会でお仕事をしている人なんだよ。

なんでバレンタインデーという日ができたのかお話するね。

あるとき王様が「若い兵隊さんは戦うときに弱くなるから結婚してはいけない」と言ったんだよ。

若い兵隊さんと兵隊さんの好きな女の人はお互いが好きなのに結婚できなくて、とても悲しい思いをしていたんだ。

それを見ていたバレンタインさんはとても悲しく思ったんだ。

だからバレンタインさんは教会で働いていたから、若い兵隊男の人と女の人を結婚させるお手伝いをしていたんだ。

だけど結婚のお手伝いををしているところを王様に見つかっちゃってね、バレンタインさんに結婚のお手伝いはやめなさいと言ってきたんだ。

それでも兵隊さんと女の人が結婚できないのがかわいそうだから、王様の言うことを聞かずに結婚式のお手伝いを続けたんだ。

そしたら王様がとても怒ってしまって、バレンタインさんを殺すように命令してしまったんだ。

結婚をお手伝いするバレンタインさんが亡くなってしまった日の2月14日が、「バレンタイン」の「日」となったんだよ。

男の人と女の人を結び付けた人の日だから、世界では2月14日がバレンタインの日となったんだ。

日本では女の子が男の子にチョコレートを渡すのは、日本のお菓子の会社が決めたんだよ。

でもチョコレートを渡すのは日本だけで、世界では女の子が男の子にあげるのでなく、好きな人やお父さん、お母さん同士、お友達同士がお菓子や花やお手紙を渡すんだよ。

だから君たちも(子供達)、女の子が男の子だけでなく、お友達や大切な人にチョコレートやお手紙を渡してみようね。

的な感じで良いかと思います。バレンタインになぜチョコレートをあげたのは結構ねつ造面的なこともありますが(笑)

子供向けにはもう少し端折ったり、生生しい部分は削って大丈夫です。

こんな感じで話せば納得するかと思います。

こんな記事もよく読まれています