余った牡蠣のむき身やや殻付き牡蠣を冷凍保存しようと思ったとき、どのくらいの期間持つのか、むき身や殻付きの保存方法がよくわかりませんよね。
また冷凍しても解凍方法もイマイチな面も多いと思います。
ここでは牡蠣のむき身や殻付き牡蠣の保存期間や冷凍保存方法と解凍方法についてご紹介します。
牡蠣のむき身と殻付きの冷凍保存期間はどのくらい
牡蠣のむき身の冷蔵保存期間
冷凍庫で保存されたむき身の牡蠣の場合は、賞味期限は約1ヶ月となります。
冷蔵保存されたむき身の賞味期限は生では食べれないので、必ず加熱してよく中まで火を通してお召し上がりください。
殻付き牡蠣の冷蔵保存期間
殻付き牡蠣の冷凍保存の場合はむき身と同じく、賞味期限は1ヶ月になります。
殻付き牡蠣も生では食べれないので、加熱調理をしてください。
冷凍保存期間はむき身も殻付きも両方長いですが、風味などは落ちてくるので早めに食べるようにしくださいね。
牡蠣のむき身の冷凍保存方法
ここでは袋に開けた牡蠣のむき身の冷蔵保存方法についてご紹介します。
未開封のむき身牡蠣は袋を開けずに、そのまま冷凍庫に入れてしまって大丈夫です。
むき身牡蠣の冷凍保存方法には2パターンあります。
牡蠣のむき身の冷凍保存方法その①
①牡蠣を流水で洗う
②牡蠣の入っていた塩水をジップロックかタッパに入れる。
※ない場合は3%濃度の塩水を作り入れる。
③下記のむき身をジップロックやタッパに塩水がこぼれないようにしっかり閉める。
④冷凍保存をする。
牡蠣のむき身の冷凍保存方法その②
①流水で牡蠣を洗う
②サランラップでむき身の牡蠣を1粒ずつ包む。
③ジップロックなどの保存袋に入れる。
※牡蠣が重ならないように入れると、後々くっつきにくくなるので取り出しやすくなります。
④冷蔵庫で冷凍保存をする。
大半のむき身の冷蔵保存は、2つ目の方法でやっている方が多いです。
調理するときに取り出すこともできるので、多少手間がかかりますが保存をすることができます。
牡蠣のむき身の冷凍保存方法その③
牡蠣のむき身の冷凍保存方法その②と似たような保存方法になります。
①流水で牡蠣を洗う。
②バットなどに牡蠣を並べて、その上にサランラップをしいてしばらく冷凍。
③しばらくして牡蠣が冷凍されたら、ジップロックに移し替えて冷凍をする。
ラップで1粒ずつ包むのに手間がかかる場合、まとめて冷凍保存できる方法になります。
殻付き牡蠣の冷蔵保存
殻付きの冷凍保存方法についてご紹介します。
①流水で殻付き牡蠣を水洗いする。
②キッチンペーパーなどで水気を取る。
③タッパーかジップロックなどの密閉容器に入れる。
※この時殻付き牡蠣が重ならないように入れると、後々取り出しやすくなります。
④冷蔵庫で冷凍保存をする。
殻付き牡蠣の冷凍保存方法も簡単なので、余ってしまいそうなら行ってみてはいかがでしょうか。
次に冷凍保存した牡蠣の解凍方法についてご紹介します。
冷凍保存した牡蠣の解凍方法
冷凍保存した牡蠣のむき身①の解凍方法
上記で塩水をそのまま入れた場合に冷凍したむき身牡蠣の解凍方法についてご紹介します。
①ジップロックの袋に入れている場合は、ぬるま湯にいれる。タッパの場合は、お湯が少し浸かるところまで入れる。
②塩水が溶けてきて少し解凍してきてむき身がほぐれてきたら、塩水を捨てながらザルに移す。
③流水でむき身を洗う。
④キッチンペーパーで水分を取る。
冷凍保存した牡蠣のむき身②の解凍方法
上記でサランラップで包む形で冷凍方法と、ジップロックに入れたむき身牡蠣の解凍方法についてご紹介します。
やり方は2つあります
1つ目の方法はラップを取ってむき身の牡蠣をザルにいれて流水で解凍し、水分をキッチンペーパーなどでふき取る。
2つ目の方法は、そのままお皿にむき身の入っているジップロックをのせて、冷蔵庫で解凍をする。塩水を入れて牡蠣をそのまま保存した場合でも冷蔵庫での解凍でもOKです。
冷凍した殻付き牡蠣の解凍方法
殻付き牡蠣の解凍方法は、流水とレンジを使います。
①流水で牡蠣を洗う。
②お皿に1個ずつ重ならないようにのせる。
※牡蠣が膨らんでいる方を下にする。
③電子レンジで1個3分で500W目安にチンをする。
※サランラップはかけなくて大丈夫です。
※3個の場合は9分強となります。この辺は様子をみながら行ってください。
④牡蠣の殻が開いたり、殻が開かない、加熱不足の場合は20秒ずつ加熱をかけます。
⑤殻が開いたら身を取り出し、加熱調理をする。
※殻が開かない場合は、ナイフなどで切り取って取り出してみましょう。
冷凍保存をした牡蠣を食べる時の注意
重複になってしまうのですが、冷凍した牡蠣は生で食べずに加熱調理して食べましょう。
加熱調理する際は、真ん中部分にしっかり火が通ることでノロなどの食中毒予防になります。
加熱調理でも火が通るかわからない場合は、5分以上加熱しておけば安心です。
特に牡蠣フライを行う際は、半生状態だとあたる場合があるのでしっかり焼いて調理してみてくださいね。